春眠暁を覚えず
- 2017.04.02
- 健康情報
暖かな陽射しに、さわやかな春風が気持ちよいこの季節、ついつい寝坊や居眠りをしてしまいます。眠くなる原因として、春から夏にかけて、ホルモンのせいで身体が活動的になるからです。睡眠が浅くなるとか、自立神経が乱れる為とか、諸説はいろいろあるようです。
春眠暁を覚えず
■ 目覚めパッチリ ~さわやかに1日のスタートをきりましょう~
- 光を浴びる
- 太陽には強い覚醒効果があります。朝、目覚めたらまずカーテンを開け、太陽光を浴びるようにしましょう。
- また、起床30分前から枕元を少しずつ明るくする、光目覚まし電気スタンドも販売されています。
- 心地よい音楽をかける
- 目覚まし時計と併用して、起床30分前から、ほどほどのボリュームで音楽をセットしておきます。
- 心地よい音の刺激が脳に伝わり、自然な状態で目が覚めやすくなります。
- 寝たままストレッチ
- 目が覚めたら、仰向けに寝たまま息を吐き、両足をゆっくりと胸の方に引き寄せます。
- 無理をせずに、気持ち良いと感じるところまででOKです。
- 熱めのシャワー
- かなり熱いお湯で水流は強めに、そして、テキパキと短時間で終えましょう。
- 体温と血圧を睡眠モードから覚醒モードへと切り替えてくれます。
- 毎日決まった時間に起床
- 決まった時間に就寝、起床、これが健康睡眠の基本です。
- どうしても不規則になりがちな人も、起床時間だけは一定に保つよう努力をしましょう。
- 活動開始のリズムを体に覚えさせることが大切です。
■ 眠気スッキリ ~昼寝のススメ~
昼食後の眠気の原因は、消化活動で脳への血液が少なくなることと生体リズムによる影響で、午後は2時頃に眠気のピークがくるためです。
状況が許されるのであれば、午後1~3時ごろ、15分ほどの昼寝をお勧めします。
脳の疲労がとれるため、目覚めた後は頭がスッキリし、仕事や勉強の効率がアップします。
◆ 上手な昼寝のとり方強調
- 長く寝すぎない
- 深い睡眠に入ってしまうと、睡眠から覚醒への切り替えがむずかしくなり、その後の活動が鈍くなります。
- また、夜に眠れなくなってしまいます。
- 座った姿勢で
- 完全に横になってしまうより覚醒しやすいです。
- 静かで心が落ち着く環境で
- できれば、電気を消し、カーテンを閉め薄暗くしましょう。
- 昼寝前にコーヒー
- カフェインは、飲んで30分後に効き始めるので、昼寝にちょうどよいです。